完全シャットダウンとは?Windows10で完全シャットダウンする3つのやり方とメリットやデメリット!

2021-01-21
パソコン

Windows10完全シャットダウン_eyecatch
前回スリープや休止などパソコンの電源の落とし方をまとめましたが、Windows10での完全シャットダウンについてもう少し詳しく完全シャットダウンを行う3つの方法やメリット、デメリットを解説します。

完全シャットダウンは新規ソフトウェアのインストール時や周辺機器を導入した際、またパソコンに不具合が生じた場合に試す価値ありです。

Windows10‐完全シャットダウンの解説とやり方

通常のシャットダウン後にマウスやキーボードが光ったままになるようなUSBへの通電が止まらない場合にも完全シャットダウンは有効です。
(※BIOSのDeep Sleep設定で制御する場合も多々ある。)
パワーオフ充電対応USBポートなども存在するのでこれ以上は割愛します。

完全シャットダウン_eyecatch

シャットダウン後も通電するキーボード

最近のパソコンではシャットダウン方法についてはそこまで気にする必要はありませんが、上記のような症状がでた時に解決策の1つになるかもしれません。

完全シャットダウンとは?

Windows7あたりまでは電源メニューのシャットダウンとはこの完全シャットダウンのことでしたが、Windows8以降は通常のシャットダウンと完全シャットダウンをユーザー側が選べるようになっています。

Windows8より高速スタートアップ機能(ファストスタートアップ)が存在しており、通常のシャットダウンを行った場合は完全に電源が切られず、休止状態とシャットダウン状態をミックスしたような感じになります。ハイブリッドシャットダウンとも呼ばれています。

一部機能をオンにしながらシャットダウンすることで、低スペックなパソコンでも次回の起動を高速化するものです。それゆえに新しい環境をインストールしたりした後に不具合を招くことがあるのですね。

このような機能をすべてオフにして、OSをシャットダウンした後完全に電源を切ることができるのが完全シャットダウンです。

興味がある方のために少し深堀り

システムのスリープモード確認

ACPIで定めるスリープモードにはS0~S5までが存在し、S5に近づくほどパソコンの立ち上げスピードは遅くなるが、待機時の消費電力は少ない。その中の

S4:メモリの内容をハードディスクに移し電源を切る。休止状態。
S5:OSをシャットダウンして完全に電源を切る。

があるが、Windows7までは通常のシャットダウンがS5であったのに対し、Windows8(10)では通常のシャットダウンはS4になる。これが完全シャットダウンを行うとS5になる。

完全シャットダウンの3つのやり方

解説部分がかなり長くなってしまいました…

ではWindows10を完全シャットダウンする方法を見ていきましょう!
簡単に行える順番で書きました。

方法1.Shiftキーを押しながらシャットダウン

完全シャットダウン1

電源メニューを開きShiftキーを押しっぱなしにしながらシャットダウンを押します。
これだけで完全シャットダウンになります。

方法2.Shiftキーを押しながら再起動でメニューを開く

完全シャットダウン2

電源メニューを開き、Shiftキーを押しっぱなしにしながら再起動を押します。
結構長いことシフトキーを押しっぱなしになります。

完全シャットダウン3

オプションの選択というメニュー(上の画像)が開いたら「PCの電源を切る」をキーカーソルで選択してエンターを押せばOKです!
この方法でも簡単に完全シャットダウンを行えます。

方法3.高速スタートアップを無効にする

そのつど完全シャットダウンを行う方法1や方法2と異なり、スタートアップそのものを無効にすることで、シャットダウンを押したときに毎回完全シャットダウンにしてしまう方法です。

具体的な手順は以下です。

  1. 設定
  2. システム
  3. 電源とスリープ>電源の追加
  4. 電源ボタンの動作を選択するを開く
  5. 高速スタートアップを有効にするのチェックを外す
高速スタートアップ無効1

1.設定を開く

高速スタートアップ無効2

2.システムを開く

高速スタートアップ無効3

3.電源とスリープ4.電源の追加設定

高速スタートアップ無効4

5.電源ボタンの動作を選択するを開く

高速スタートアップ無効5

6.管理者権限で高速スタートアップのチェックを外す

以上で高速スタートアップが無効になり、毎回完全シャットダウンになります。

起動時の速度が遅くなるとありますが、よほど低スペックなパソコンでない限りそんなにストレスにはならないはずです。

中にはスタートアップが原因となるトラブル防止のためスタートアップは外してパソコンを使用している人もいるのだとか・・・

方法4.hiberfil.sysを無効にする

少しマニアックな内容になります。

高速スタートアップや休止状態を使用するWindows10パソコンでは、PCを高速起動するために休止ファイルと呼ばれる「hiberfil.sys」という名前のシステムファイルを自動作成して使用しています。
(数ギガバイトの容量があるファイルでCドライブ直下に作成されています。)

こちらを停止することで、高速スタートアップが使われなくなり、毎回完全シャットダウンすることも可能です。

高速スタートアップ無効6

hiberfil.sysを削除&無効化した後の設定画面

休止ファイルの使用を停止すると、高速スタートアップと休止状態のチェックマークが消えます。

無効化&削除方法は長くなりますので、別のページに書きました。

再起動は完全シャットダウン

方法3の高速スタートアップを有効にするのチェックボタンの下の説明に、

「これにより、シャットダウン後のPCの起動時間が速くなります。再起動は影響を受けません。

とある通り、実は再起動は完全シャットダウン後、電源を入れなおしているのです。
電源をオンオフするのと再起動は別物であるということですね。

ポイント

  • 通常シャットダウンしてからON≠再起動
  • 完全シャットダウンしてからON=再起動

更新して再起動

新しい環境(Windowsアップデートなど)がパソコンにインストールされた時に促される再起動は完全シャットダウンしてから起動しますということです。

完全シャットダウンのメリット・デメリット

最後に完全シャットダウンを行うことによって得られるメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。

完全シャットダウンのメリットは以下です。

  • パソコンをクリーンな状態で起動できる(トラブルの可能性を減らせる)
  • 待機電力がほぼゼロ
  • 休止ファイル(hiberfil.sys)が作成されない
  • 休止ファイル分(数GB)の容量を削ることが出来る

完全シャットダウンのデメリットは以下です。

  • 起動時のスピードが遅くなる
  • 消費電力が大きくなりやすい
  • 操作内容や周辺機器の情報が残らない

まとめ

パソコン本体や周辺機器の調子が悪かったり、長期間パソコンを使わない時、新しい環境を構築した時などに完全シャットダウンすると良いです。
長い時間パソコンを使った後なんかに完全シャットダウンor再起動するのもいいかもしれません。

ハードディスクの寿命に関してはよく分かりません…長期間PCを使わないのであれば完全シャットダウンが無難でしょうか。

最後に僕自身、全く完全シャットダウンは行っていませんがノートラブルです。
Windowsの更新は結構頻繁にあるのでその時に再起動を行っているからなのでしょう...最近のパソコンでは気にしてシャットダウンしなくても良さそうです。

-パソコン
-

ありがとうございました。
良かったらシェアしてネ・w・

© 2022 ソロ学