Windowsを使っていると時折タスクバーが画面の最前に出てしまい、後ろにあるアイテムが隠れてしまうというトラブルが発生することがあります。
これまでの経験では、ある画面を全画面表示した後や、Windowsに付属している拡大鏡を使用した後にタスクバーが前に出てしまう事がありました。
エクスプローラーのバグ?なのかよく分かりませんが、先日はパソコンを再起動しても治らず、新たな対処方法を見つけましたので記事にします。
パソコンではなく、エクスプローラーを再起動すれば一発で治りました!
Windows11、およびWindows10で共通の内容となります。
Windows:タスクバーが前に出て色々隠れる
今回の記事は「タスクバーが前に出て、タスクバーの後ろに他のアイテムが隠れる」という内容なのですが、説明が難しいのでまず整理します。
タスクバーの後ろにアイテムが隠れるとは次のような感じです。
上の画像はエクスプローラー(フォルダ)から複数の画像を選択した時の様子です。
この時、本来ならウィンドウの下に「10この項目 8個の項目を選 514KB」などと表示されるのですが、この文字がタスクバーの後ろに隠れてしまうという感じです。
この問題が起きた時はエクスプローラーだけではなく、Windowsのメニュー項目などもタスクバーの後ろに隠れてしまいます。
詳細は不明なのですが、全画面モードや拡大鏡を使用した後に稀に起こるようです。
なお、デフォルト設定だとタスクバーは画面上に表示されたままになります。
タスクバーの設定から「タスクバーを自動的に隠す」を有効にすれば、タスクバーが自動で隠れるようになりますが、今回はこれを有効にしているのにタスクバーが隠れず、後ろのアイテムにタスクバーが重なってしまう感じです。(説明難しい...)
“画面上に常に表示されるタスクバーを隠したい”と思って当記事に辿り着いていただいた方は、後述の方法で「タスクバーを自動的に隠す」を有効にすればOKです。
対処法:エクスプローラーを再起動する
タスクバーが画面に重なってしまい、後ろのアイテムが隠れるという現象は以前にも起きたことがあり、その時はパソコンの再起動で治ったのですが今回はダメでした。
そこでエクスプローラーを再起動してみたところ、うまく治りました。
エクスプローラーを再起動する手順は以下の通りです。
- 「Ctrl + Alt + Del」を押す。
- メニューからタスクマネージャーを起動する。
- エクスプローラーの項目で右クリックする。
- メニューから「再起動」をクリックする。
では、詳しく見ていきましょう・w・
「Ctrl + Alt + Del」を押してからタスクマネージャーを起動
まずタスクマネージャーを起動します。
Windows10ならタスクバー上で右クリックすれば開けるのですが、Windows11ではそうもいかないみたいなので専用のメニューを使います。
追記
Windows11でもタスクバーを右クリックでタスクマネージャーが開けるようになりました。
キーボードの「Ctrl + Alt + Del」を押すと上の画像のような画面が出ます。
画面が出たら「タスクマネージャー」を選択して起動します。
参考
- 「Ctrl + Alt + Del」はWindows10/11で動作確認済み。
- 念のため「Ctrl」と「Alt」はキーボード左側のボタンを使う。
- メニューはマウス操作のほか、TabキーとEnterキーでも操作可能。
タスクマネージャーでエクスプローラーを右クリック
タスクマネージャーが起動できたら、エクスプローラーを右クリックします。
続いてメニューから「再起動」をクリックすればOK!
エクスプローラーの再起動時は、パソコンが少し重たくなるかもしれません。
処理が終わるまで少し待ちましょう。
参考
当然エクスプローラーが起動していないと、この項目は出ません。
エクスプローラーが出ない時は適当にフォルダを開いて下さい。
タスクバーが元通りになったか確認する
タスクマネージャーでエクスプローラーを再起動したら、タスクバーが元に戻ったかを確認します。
OKですね!タスクバーの後ろに隠れていたアイテムが無事に表示されました。
タスクバーが前に出てしまう直接の原因は分かりませんが、恐らくエクスプローラーの不具合です。タスクバーの高さが取れない or 隠す処理に問題があるとかかな?
タスクバーを自動的に隠す設定
常に画面上に表示されるタスクバーを、マウスカーソルを置いていない時(不要時)に自動的に隠す設定のやり方です。これは本編ではないのでサクッといきます。
参考
この方法もWindows11/10でほとんど同じ流れとなります。
まず、タスクマネージャーの設定画面を開きます。
タスクバーの何もないところで右クリックを押せば「タスクバーの設定」というのが出ますので、これを開きます。
- Windows11
- Windows10
設定画面が開いたら「タスクバーを自動的に隠す」というところをONにしましょう。
これでタスクバーの近くにマウスカーソルを置いていない時は、タスクバーが自動で画面下に隠れるようになりデスクトップビューが広くなります。
デフォルトではタスクバーが隠れないようになっていますが、このタスクバーを邪魔に感じた時はこの方法でタスクバーを隠すのがお勧めです。
冒頭の「タスクバーが前に出て、タスクバーの後ろに他のアイテムが隠れる」という問題は動作的にこれに関連する機能の不具合かな?と思います。
まとめ
以上、Windows11/10でタスクバーが前に出る時の対処法でした。
少し見にくい構成でしたが伝わりましたかね?
僕はタスクバーはよく使うので常に画面上に表示しておきたい人なのですが、さすがにタスクバーの後ろにアイテムが隠れると「タスクバー邪魔すぎ!」となりますw
Windows10でも11でも確認できたバグ?なので意外とよく起きる問題なのかも…
ではではこのへんで・w・