Google Chromeを再インストールするまでの手順についてまとめました。
パソコンに入れているChromeに不具合があり、再インストールしたい時。
また、新しいパソコンにChromeをインストールし、今までのブラウザのデータを引き継いで使用したい時にも使える方法です。
何もせずにChromeをアンインストールしてしまうと、お気に入りやパスワードといった大切なデータが消えてしまう可能性があるので注意が必要です。
ChromeデータのバックアップはGoogleアカウントを同期して取りましょう。
この記事の目次
Google Chromeの再インストール方法
Chromeを起動してもすぐに落ちてしまう…そんな問題が発生した!
ウイルス?Chromeの挙動がおかしいからクリーンインストールしたい!
そんな時はChromeを再インストールするのが手っ取り早い対処法です。
かくいう筆者も先日、クロームのデベロッパーツールで見たことがないエラーが発生したのでウイルスを疑い、Chromeを再インストールすることにしました。
結局Chromeには何の問題もなかったのですが、データのバックアップを取っていなかったためにブックマークやパスワードなどのデータが全て消えてしまいました!
(ウイルスよりもよっぽど厄介な結果になったw)
Chromeをアンインストールしてもう一度インストールするだけなら簡単なのですが、データのバックアップがややこしかったりします。
ということでChromeを再インストールするまでの流れを詳しくまとめました。
それぞれのデータのバックアップを取る方法は長くなるので別の記事にしています。
では早速、順番に見ていきましょう・w・
Chromeをアンインストールする前の準備
これは事後報告になりますが、Chromeをパソコンからアンインストールしたところブラウザで使用している情報が全て削除されました。
以下のようなデータ全てがChromeのアンインストールで消えます。
- ブックマーク(お気に入り)
- 閲覧履歴や入力履歴
- Chromeに入れていた拡張機能
- サイトログイン時のパスワード情報
Chromeをアンインストールしてからだと遅いので、これらのデータのバックアップをまず取ってからChromeの再インストールに進みましょう。
バックアップを取る方法は主に以下の2つです。
- Chromeから各データをエクスポートしておく
- Googleアカウントを同期し、データをネット上に同期(保存)しておく
Chromeで使用するデータをバックアップするには、まずアカウントに同期して現在のデータ全てをGoogleアカウント(ネット上)に同期(保存)しておくのが現在最もベターでオススメの方法です。
また、これらのデータを手動でエクスポートし、ローカル環境(PC内)にも保存しておけば、万が一同期したデータに不備があった時の保険にすることができます。
ポイント
ブックマークや閲覧履歴のデータはGoogleアカウントの同期で復元できます。
“パスワードのみ”手動でエクスポートしておき、Chromeの再インストール後に手動でインポートする必要があります。
ブックマークなどのデータをバックアップする
ブックマークなどのデータをバックアップしておくにはGoogleアカウントに同期すればOKです。
まず以下の関連記事から、現在Googleアカウントにブックマークが同期されているかどうか確認しましょう。
関連記事
別記事:ブックマークの同期が有効か確認する方法の項目へ
続いて、以下の関連記事から「Chrome」に使用されるデータを全てエクスポート(ダウンロード)し、パソコン内に保存しておきましょう。
関連記事
別記事:Googleアカウントでブックマークを取得するの項目へ
Googleアカウントに同期していれば、Chromeの再インストール後や新しいデバイスにChromeをインストールした後に再度Googleアカウントにログインすれば、これらの情報は復活するはずですが、念のため手動インポートも行っておきましょう。
続いて、Chromeのパスワードもエクスポートします。
パスワードをエクスポートして保存しておく
Chromeで使用しているパスワードについては、Googleパスワードマネージャという機能を使ってエクスポートする必要があります。
パスワードはブックマークなどのデータとは別の方法でエクスポート(保存)しておき、Chromeの再インストール後にインポート(導入)する感じになります。
こちらも長くなるので別記事にしています。
Chromeのパスワードのエクスポート方法は以下の関連記事を参考に行って下さい。
関連記事
別記事:パスワードマネージャでパスワードを保存するの項目へ
ブックマークなどのChromeに関するデータがGoogleアカウントに同期しているのを確認し、パスワードをエクスポートしてPC内に保存したらChromeの再インストール準備完了です!
ここまで準備できたらパソコンからChromeをアンインストールします。
Chromeをアンインストールする
Chromeのデータをバックアップしたら、Chromeをアンインストールします。
ここではWindowsを使って解説しますが、ソフトを削除するだけでOK!
難しい操作は一切ありませんね…
デスクトップ画面左下のWindowsマークから設定に進みます。
続いてアプリを開きます。
アプリの一覧からChromeをアンインストールします。
(Chromeで検索をかけると一発で出てきます。)
アンインストール時、閲覧データを削除することが出来ます。
分からない方はチェックを入れずにアンインストールしましょう。
(Chromeインストール後、設定画面から削除する方が良いと思います。)
なお、アンインストール時にChromeが起動しているとダメでした。
Chromeを開いている場合は全画面を閉じてからアンインストールしましょう。
Chromeを再インストールする
Chromeをアンインストールしたら、早速インストールし直します。
Googleの公式サイトからChromeの実行ファイルをダウンロードしましょう。
外部リンク
ダウンロード先にアクセスしたら「Chromeをダウンロード」というボタンを押せば実行ファイルがダウンロードできます。
「ChromeSetup.exe」というファイルがダウンロードできました。
こちらをダブルクリックなどで実行し、パソコンにChromeを入れればOKです。
インストールが完了するとChromeのウェルカムページが開きます。
適宜設定を進めましょう。
設定が済めばGoogleアカウントのログインに移動するはずです。
同期の有効化確認が求められたら、有効化しましょう。
GoogleアカウントとChromeの同期を有効化すれば、アンインストール前に同期していたブックマークなどのデータが自動的に復元されるはずです。
アカウントマークの下が「セットアップ中」となっていればOKです。
そのまま待てばブックマークや拡張機能などがGoogleアカウントから復元されます。
同期後、Chromeの拡張機能を確認したところ、無事に復元されていました。
ブックマークやその他のデータ(パスワードも?)自動的に復元されるはずです…
自動で復元されない時はエクスポートしたデータを手動でインポートしましょう。
記事内の関連記事と被りますが、以下も参考にしていただければと思います。
関連記事
まとめ
Google Chromeを再インストールするまでの流れでした。
新しいパソコンにChromeの環境をコピーしたい時なんかにも使えると思います。
アンインストール→インストールという操作自体は簡単なのですが、Chromeをアンインストールしてしまうとブックマークやパスワードなどのデータが消えてしまうので、GoogleアカウントやChromeのエクスポート機能を利用してバックアップを取ってから行うことが重要です。
僕の場合はGoogleアカウントの同期がうまくいっておらず、各データのエクスポートもしていなかったので、結局ブックマークが全て吹き飛んだままです…
当ブログの記事にできたから良しとしているのですが…
むやみやたらにアンインストールするのも良くないね・w・