ブラウザにはフォームの自動入力という機能があり、Webサイトの入力フォーム(検索など)にマウスカーソルを置くと過去に入力した履歴から入力候補が表示されます。
ショッピングサイトやサイト内検索にマウスを置くと表示されるアレです。
便利といえば便利なのですが、他の人とパソコンを共有している場合や同じ画面を見ている場合、見られたくない入力履歴というものはあるものです。
そこで自動入力フォームのデータを削除する方法をご紹介します。
入力履歴を一つずつ削除する方法と、まとめて全て削除する方法があります。
Chromeを例にしてますが、EdgeやFireFoxもほぼ同じ方法で削除できます。
検索ボックスの入力履歴を消す方法
過去の入力履歴から入力候補を自動的に表示するアレです…
タイピングに不慣れな人には便利ですが、タイピングに慣れていると使いません。
また、意図しない入力履歴が表示されると困ることもありそうです…
ということで、そもそも入力履歴を非表示にできれば…
と思って調べたのですがChromeでは不可能なようです。(R3年3月時点)
アクティビティ管理なども覗いてみたのですが、入力フォームに自動表示される履歴の管理はまた別のようで、履歴が溜まってきたら定期的に削除する必要があります。
問題のある入力履歴を個別に削除する方法からご紹介しますのでお役立て下さい。
ポイント
検索エンジンに表示される入力候補は他ユーザーの検索履歴から算出されるものなので、この記事の内容とはまた別です。
入力履歴を個別に消す方法
検索ボックスには最大6つの履歴が表示されます。
こちらを一つずつ個別に削除する方法です。
ガオーという謎の入力履歴がありますのでコチラを削除しますw
(入力したのは本当に自分なのだろうか…)
削除したい履歴にマウスをのせた状態でキーボードのShift+Delを押す。
これで指定した履歴が消せます。
Chrome自体から消えますので、再度入力しない限り復活することはありません。
ただ、再度検索ボックスを選択すると別の入力履歴が出てきます。
ここではWordpressという履歴が新たに出現しました。
問題のある入力履歴だけをパパっと消すには良いですが、新たに出現する入力履歴には注意しましょう。
入力履歴を全て消す方法
先ほどの方法と違い、過去に入力した履歴を全部削除する方法です。
ポイント
ログイン情報などのパスワードは別のところで管理されているので、この方法で消えることはありません。
閲覧履歴データの削除画面から履歴を削除します。
Chromeブラウザを開き画面右上にあるメニューから設定を開きます。
左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」に進みます。
次に「閲覧履歴データの削除」に進む。
閲覧履歴データの削除画面が開いたら「詳細設定」のタブを選びます。
続いて「期間」を全期間にしましょう。
ポイント
この画面はキーボードの[Ctrl]+[Shift]+[Delete]でも開けます。
chrome://settings/clearBrowserDataとURLに入力してもOK!
「自動入力フォームのデータ」という項目があるのでチェックします。
検索ボックスの履歴の削除が目的なので、他のチェックマークは全て外します。
えぇっと凄まじいですね…14,657件も保存されていたのかw
チェックマークを1つに絞ったら「データを削除」をクリックします。
僕の場合、入力履歴が1万を超えていましたので一分ほどかかりました!
「自動入力フォームのデータ」がなしになればOKです!
検索ボックスにマウスを置いて確認してみます。
入力履歴が検索ボックスに表示されなくなりました!
まとめ
ユーザビリティを向上させるために色々な工夫がされていますが、入力履歴の表示は賛否両論ありますね。
入力履歴というものはサイト側に保存されているのか、ブラウザに保存されているのか、はたまたパソコンに保存されているのか…どこからその情報を引っ張ってきているのか探すのに苦労します。
非表示にする方法やその他、めぼしい情報があればこちらに追記したいと思います。
ガオーってなんなんだ~!!