【Chrome】パスワードをエクスポート、インポートするにはGoogleパスワードマネージャが便利!

Chrome-パスワードのエクスポートとインポート_eyecatch

Google Chromeに保存されているパスワードをCSV形式でエクスポートして保存しておく方法と、CSV形式のパスワードをChromeにインポートする方法です。

パスワードはセキュリティ上、ブックマークや閲覧履歴といったデータとは別の場所に保存されており、エクスポート(保存)するには専用の作業が必要です。

2022年現在は「Google パスワードマネージャ」を使用することで、パスワードを保存したり、保存してあるパスワードをChromeに入れることが出来ます。

他の方法もありますが、2022年現在はこれが一番簡単で確実な方法です。

Chromeのパスワードをエクスポートする

「Googleパスワードマネージャ」はGoogleアカウント上に組み込まれたサービスで、これを使えばAndroidやChromeに保存したパスワードを管理することが出来ます。

Google パスワード マネージャーは、すべてのオンライン アカウントで強力な固有のパスワードを簡単に使用できるようにします。Google パスワード マネージャーを使用すると、パスワードが Google アカウントに保存されます。

パスワードマネージャはGoogleアカウントに同期すれば誰でも使えるサービスです。

この「Googleパスワードマネージャ」は少し前まで試用版のような感じでした。
が、2022年現在はパスワードのエクスポート、およびインポートができます。

参考

最新版のChromeではパスワードマネージャを使う方法がスタンダードです。
旧Verではインポート作業にPasswordImportを使う必要がありました。

では早速、Chromeのパスワードをエクスポートする方法から見ていきましょう!

パスワードマネージャでパスワードを保存する

まずGoogleアカウントにログインします。

ログインしたら下記のリンクからGoogleパスワードマネージャに移動しましょう。

外部リンク

Chrome-パスワードのエクスポート方法_001

パスワードマネージャの設定()を開く

パスワードマネージャの画面が開いたら、画面上の設定()をクリックします。

Chrome-パスワードのエクスポート方法_002

設定から「エクスポート」を押す

続いて、設定画面の“パスワードをエクスポート”という欄の「エクスポート」ボタンをクリックします。

Chrome-パスワードのエクスポート方法_003

パスワードエクスポート時の確認画面

すると以下のような確認画面が出ました。

パスワードのエクスポート
パスワードは、ファイルにアクセスできるすべての人に公開されます。これには、アプリも含まれます。

この文の意味は、“今からダウンロードするファイルにアクセスできる人にはパスワードが簡単にバレます。保存場所などにご注意下さい。”といった意味です。

確認したら「エクスポート」ボタンを押し、CSVファイルをダウンロードします。

Chrome-パスワードのエクスポート方法_004

エクスポートした.csvファイル

Google Passwords.csv」というファイルがダウンロードできました。
これがChromeのパスワードをエクスポートしたファイルです。

こちらを他のブラウザにインポートして使用したり、Chromeに再インポートすることでパスワードのバックアップとして使用することが出来ます。

注意ポイント

このCSVファイルはメモ帳などのソフトで普通に開くことができ、サイトごとに使用しているパスワードがそのまま書かれています。

エクスポートしたCSVファイルを保存しておきたいなら、暗号化するなどして自分にしか閲覧できない状態にしておくのが望ましいです。

Chromeにパスワード(.csv)をインポートする

Chromeからエクスポートした.csvをインポートしたり、他のブラウザから.csvで出力したパスワードをChromeにインポートする時もパスワードマネージャが使えます。

手順は先ほどのエクスポートの逆なので簡単です。

パスワードマネージャでパスワード(.csv)をインポートする

Googleアカウントにログイン後、Googleパスワードマネージャに移動します。

外部リンク

Chrome-パスワードのインポート方法_005

パスワードマネージャの設定()を開く

パスワードマネージャの設定()に進みます。

Chrome-パスワードのインポート方法_006

設定から「インポート」を押す

そして設定から「インポート」ボタンを押します。

Chrome-パスワードのインポート方法_007

パスワードのインポート

GoogleアカウントにインポートしたいCSVファイルを選択します。
「ファイルを選択」ボタンをクリックし、インポートしたいCSVを選びましょう。

Chrome-パスワードのインポート方法_008

インポートしたい.csvファイルを開く

ファイルを選択したら、インポート画面の「インポート」をクリック。

これでGoogleアカウント(同期したChrome)に.csvファイル内のパスワード情報がインポートされます。



まとめ

以上、Google Chromeで使用しているパスワードをGoogleパスワードマネージャを使ってエクスポート・インポートする方法でした。

パスワードは重要な情報なのでChromeのブックマークや履歴と一緒にエクスポートすることは出来ないようですが、Googleアカウントに同期していればパスワードマネージャを使ってエクスポート、保存しておくことが出来ます。

ただし記事中でも触れたとおり、CSVファイルの保存には気を付けましょう。

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今はChromeに保存されたデータ(PC内)を使うというよりは、Googleアカウントに保存されたデータ(ネット上)を使う時代となりました。

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ザキ

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プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

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