Windows10の電源メニューに休止状態がない場合に、設定画面で休止状態を有効化して出現させる方法です。
休止状態はスリープと異なり、休止中に電源が断たれても作業内容をハードディスクに保存しているので復元が可能です。
電源が不安定でかつ、90分以内に再度PCを起動するならオススメですが、あまり使用する機会がないので初期状態では電源メニューに出現しないようになっているのかもしれません。
休止状態にすればパソコンをシャットダウンしてから起動するよりも高速、かつ休止前の作業状態(アプリの起動状態)などを維持したまま起動ができます。
が、ドライブCの容量を数GB使います。
Windows10で休止状態を有効化する方法
初期状態では休止状態が選べなくなっていることが多いと思います。
うちのデスクトップもノートパソコンも初期状態ではOFFになっていました。
電源オプションを変更する
では早速Windowsの電源オプションを変更し、電源メニューに休止状態が出現するように設定変更します。
まず電源メニューまでたどり着きましょう。
デスクトップ画面左下のWindowsマーク > 設定を開きます。
設定画面が開いたらシステムに進みます。
続いて、左メニューから「電源とスリープ」のタブに移動。
右側にある「電源の追加設定」を開きます。
「電源ボタンの動作を選択する」を開きます。
"電源ボタンの動作を選択する"がない時
2022/1/29追記です。
この記事を書いた時はデスクトップで設定していたのですが、先ほどノートパソコンでこの設定を行おうとしたところ「電源ボタンの動作を選択する」という項目が出ておらず、「システム設定」に進めませんでした。
色々操作したところ、どうやらノートPCでは「電源ボタンの動作を選択する」というボタンが「カバーを閉じたときの動作の選択」というボタンになっているようです。
(同じWindowsでもノートPCとデスクトップでUIにも違いがあるんですね…)
いずれにしても「コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション>システム設置」が開ければOKで、以下の画面が出るはずです。
管理者権限でないとシャットダウン設定が変更できないので、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
休止状態にチェックマークを入れて変更の保存を押せばOK!
電源で休止状態が選べるようになる
これで電源オプションに休止状態が出現するようになりました。
まとめ
以上休止状態を使用可能にする方法を簡単にまとめました。
ほかの記事で何度も書くのが面倒だったのでこちらに記載しました。
Windowsの電源オプションを勉強しだすとキリがないのですが、休止状態はあまり使わないかもしれません。。。