Windowsの.msc拡張子のファイルを分かりやすく一覧にしました。
「ファイル名を指定して実行」に.mscファイルの名前をそのまま入力することで、対応する管理用ツールが開けます。
例えば「デバイスマネージャー」を開きたい時は「devmgmt.msc」という名前で1発で開くことが可能で、色々便利です。
Windows11で確認したところ.mscファイルは17個ありました。
Windowsの.mscファイル一覧
拡張子が「.msc」のファイルは、Microsoft管理コンソール(mmc.exe)に関連付けられているファイルです。管理コンソール「mmc.exe」から「xxx.msc」を読み込んで使う感じで良いと思います。
なので.mscの起動時は「Microsoft 管理コンソール」に許可を求められます。
それは置いておき、今回Windows11に入っている.mscファイルを確認したところ、合計17個存在していました。これをまとめます。
早速ですが、確認できた.mscファイルの一覧が以下です。
.mscファイル一覧(Windows11) | |
.mscファイル名 | 開く管理用ツール |
azman.msc | 承認マネージャー |
certlm.msc | 証明書 - ローカル コンピューター |
certmgr.msc | 証明書 - 現在のユーザー |
comexp.msc | コンポーネント サービス |
compmgmt.msc | コンピューターの管理 |
devmgmt.msc | デバイス マネージャー |
DevModeRunAsUserConfig.msc | ローカル コンピューター ポリシー |
diskmgmt.msc | ディスクの管理 |
eventvwr.msc | イベント ビューアー |
fsmgmt.msc | 共有フォルダー |
lusrmgr.msc | ローカル ユーザーとグループ |
perfmon.msc | パフォーマンス モニター |
services.msc | サービス |
taskschd.msc | タスク スケジューラ |
tpm.msc | TPMの管理 |
WF.msc | Windows Defender ファイアウォール |
WmiMgmt.msc | WMI コントロール |
各mscファイルで起動できる画面は、記事の後半に画像付きでまとめています。
.mscファイルの場所
拡張子が「.msc」となっているファイル(Microsoft Common Console Document)は以下の場所に保存されています。
OSインストールドライブ > Windows > System32
.mscは普通「C > Windows >System32」というフォルダの中にあります。
.mscファイルの使い方
.msc“ファイル”と言っていますが、正確には「Microsoft管理コンソール」に関連付けられたスナップインのコントロールファイルとか言うらしいです。
ご存じかと思いますが、mscファイル名を「ファイル名を指定して実行」に入力することで、対応する管理用ツールを1発で開くことが出来ます。
例えば、Windowsでハードディスクを初期化したい時に使う「ディスクの管理」は、ファイル名を指定して実行に「diskmgmt.msc」と打てば1発で開けます。
もちろんこの「ディスクの管理」はスタートメニューからも開けますが、人によっては「diskmgmt.msc」と打って起動!と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
各.mscファイルで開く管理用ツール一覧
各.mscファイルに対応する画面(管理用ツール)を画像付きでまとめます。
それぞれの.mscファイルを実行した時に、どの画面が開くか?の早見に使っていただければ幸いです。
画像で一目瞭然なので無駄なテキストは排除しました・w・
azman.msc
certlm.msc
certmgr.msc
comexp.msc
compmgmt.msc
devmgmt.msc
DevModeRunAsUserConfig.msc
diskmgmt.msc
eventvwr.msc
fsmgmt.msc
lusrmgr.msc
perfmon.msc
services.msc
taskschd.msc
tpm.msc
WF.msc
WmiMgmt.msc
まとめ
以上、Windowsの.mscファイル一覧でした。
devmgmt.msc(デバイスマネージャー),diskmgmt.msc(ディスクの管理)あたりは使用する機会がありますが、その他はあまり使わないですね~。
ではではこのへんで・w・