iTunesでiPhoneのバックアップを取った時、バックアップデータはCドライブ内のどこに保存されるか?
以前バックアップの場所が分からず、困った時に調べたことをまとめました。
実はiTunesにはストア版とダウンロード版の2種類があるようで、これを知るまで保存先がよく分からずに苦労しました!...というのが本題です。
パソコン初心者の方でもバックアップを簡単に見つけられる方法もご紹介!
この記事の目次
iTunes:iPhoneのバックアップの保存場所はどこ?
iTunesを使えば簡単にiPhoneのバックアップを取れますが、このバックアップデータは何かと大容量なので、管理に苦労します…。
僕は以前に機種変更の際に不要になったiPhoneのバックアップを削除しようと思ったのですが、バックアップの場所が分からず、なかなか見つからないので削除するのにひと苦労しました。
今回はこの時に色々調べた内容を記事にしていきます。主な内容は以下です。
こんな人におすすめ
- iTunesでiPhoneのバックアップの保存場所が分からない方
- バックアップのフォルダ階層(パス)を確認したい方
- いくら探してもiPhoneのバックアップが見つからない方
では早速参りましょう・w・
iTunesはストア版とダウンロード版の2種類がある!
皆さんご存じかどうか分かりませんが、WindowsのiTunesには、
- Microsoft Store版(ストアからダウンロードするアプリ)
- ダウンロード版(公式サイトから.exeをダウンロードする物)
の2種類があります。画面や操作方法は大差ないのでぱっと見では分かりません。
そしてストア版とダウンロード版でiPhoneのバックアップの保存場所が異なります。
僕はこれを全然知らず、保存場所の確認に苦労しました...。
後日知って唖然としましたね。はい・w・
Microsoft Store版のバックアップの保存場所
早速ですが、Microsoft Storeで「iTunes」と検索して出てくるストア版(アプリ)のiTunesを使っている場合、iPhoneのバックアップの保存先は以下の場所です。
C:\ユーザー\ユーザー名\Apple\MobileSync\Backup
上記のパスを辿っていくと...
こんな感じでiPhoneのバックアップデータがあります。
外部リンク
【ストア版のiTunes(アプリ)の入手先】
iTunes - Apple(日本)
ダウンロード版のバックアップの保存場所
一方、アップルサポートのダウンロードページから入手できるiTunes(ソフト版)のiTunesを使っている場合、iPhoneのバックアップの保存先は以下の場所になります。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup
このパスを辿っていくと...
何もありません。
つまり、うちのパソコンはアプリ版のiTunesを使用していたという事ですね!
アプリ版のiTunesでもダウンロード版と同じフォルダがあるので余計ややこしい...
外部リンク
【ダウンロード版のiTunesの入手先】
アップル - サポート - ダウンロード (日本)
まぁこれだけです。あとは何なりとやってください・w・
iPhoneのバックアップが見つからない時の確認方法
以前に1度だけ、過去に作成したiPhoneのバックアップがiTunesに表示されない時がありました。原因は分かっていないのですが、そんな時に役に立ちそうな内容です。
その時の症状は以下のような感じ...
iTunesを開いて「編集>環境設定>デバイス」へと進んでも、過去のバックアップが表示されないのです...。
Cドライブの容量を見る限り確実に“ドライブ内に存在はしている”はず。
ではどこなんだ!?ってことで探しました。
ストレージセンサーでiPhoneのバックアップを探す
Windowsには「ストレージセンサー」という各ドライブ内のデータ状況を把握したり、管理できるソフトが入っています。
これを使って「大容量のデータ=iPhoneのバックアップデータ」を探します。
この方法なら記事冒頭のパスがよく分からない初心者の方でも、比較的簡単にiPhoneのバックアップデータが保管されている場所を見つけることができるはずです。
早速やり方を画像付きでご紹介します。
Windowsの「設定」を開く
ストレージセンサーの開き方は複数ありますが、今回は「設定」から開きます。
タスクバーの検索欄に「設定」と打ち込めば起動できます。
設定から「ストレージ」に進む
設定が開いたら、その中の「ストレージ」という項目に進みましょう。
使用済み容量が大きい項目を探す
少し待つとストレージの容量の内訳が出ます。
iPhoneのバックアップデータは数十GB~数百GBあるため、内訳の中で容量を食っている項目の中に保存されている可能性が高いので、これを確認しましょう。
パスに「Apple」が含まれるフォルダを探す
すると更に詳しいフォルダのパスと、データ容量が出ます。
ここでパスに「Apple」という文字が入っていれば十中八九そのフォルダがiPhoneのバックアップデータが保存されているフォルダです。
(数十GBも容量を消費するフォルダはそれほど多くないので。)
これを更にクリックします。
iPhoneのバックアップかどうか確認する
するとiPhoneのバックアップデータが保存されているフォルダが開きます。
これでCドライブ内に保存されたバックアップが見つかりました!
なお記事冒頭で紹介した保存先と、ストレージセンサーから開いた保存先は若干パスの表示が変わるようです。(なぜそうなるのかは知りません...)
あとは確認するなり、削除するなりお好きにどうぞ・w・
まとめ
以上、iTunesでのiPhoneのバックアップデータの保存場所についてと、パソコン内に保存されたiPhoneのバックアップデータを探す方法でした。
何というか...ソフトから簡単に保存場所が確認できなかったり、保存先を変更できないのはセキュリティ主義のAppleっぽさが感じられますね!
この記事が誰かの何かに役立てば幸いです。
ではではこのへんで・w・