Windowsの標準機能で画像に記録された位置情報や、撮影した機材の情報などのExif情報を削除する方法です。
画像のプロパティからある程度のExif情報を簡単に削除することができます。
Windows標準の機能で他人にバレても問題ないくらいにExif情報を削除することが可能です。複数画像のExif情報の一括削除も可能。
※GPS位置情報もこの機能で削除できます。
WindowsでExif情報を削除する手順
Windowsパソコンで画像のExifを削除する手順は以下です。
- 画像を右クリック→プロパティを開く。
- プロパティから詳細タブを開く。
- プロパティや個人情報を削除をクリック。
- このファイルから次のプロパティを削除。
- すべて選択し、OKボタンを押す。
今回サンプル画像としてiPhoneSEで撮影した画像を用意しました。
この画像にスマホで自動付与されたExif情報を削除します。
1.Exifを削除したい画像を右クリックし、メニューからプロパティを開きます。
2.プロパティの上にあるタブで「詳細」をクリックします。
続いて、画面下にある「プロパティや個人情報を削除」をクリック。
3.このファイルから次のプロパティを削除をクリック。
そして、すべて選択を押し、チェックボタンを全選択しOKボタンを押せばOKです。
以上の手順で簡単に画像のExif情報を削除することが可能です。
なお複数の画像のExifを一括で削除したい場合も同様に可能で、マウスドラッグやCtrl+A(全選択)、Ctrlを押しながら画像をクリック(個別複数選択)などで複数の画像を選択し、同様の手順でプロパティの削除を行えば可能です。
補足
再度画像のプロパティを確認してみると、絞り値や焦点距離などの情報は残っているものの、位置情報やカメラのモデルなどは削除できていました。
絞り値など完全には消えないので気になる方はWebサービスや専用のソフトを使用しましょう。
気になる方は「Exif情報確認」とネットで検索すると簡単に画像に残されているExif情報を確認できるサービスがあるので、念のためそちらでも確認していただくとより安心していただけるかと思います。
まとめ
プロカメラマンがどのカメラでどのように撮影しているのかが分かるような画像を専門的に扱うような特別なサイトでない場合、通常のブログではこのような情報は不要です。むしろ画像サイズを少しでも減らし、サイトの表示速度を少しでも改善するために消しましょう。
SNSなどでは画像をアップロードした際に自動的にこのExif情報の大半は削除されますが、Wordpressを使ったブログのようなものでは気をつけておかないと個人情報が流出しちゃう可能性があるので要注意です。