Windowsのデバイスマネージャーに目的の項目が表示されない時に確認したいこと。

Windows-デバイスマネージャーに項目がない_eyecatch

何かの設定を変更したい時に、Windowsのデバイスマネージャーを開いても自分が目的とする項目が表示されない事があると思います。

僕も最近まで知らなかったのですがデバイスマネージャーには「元から非表示」になっている項目がいくつかあるようなので、この内容をまとめました。

もちろんドライバーの不良なども考えられる内容ですが、ドライバーを修復するにしても項目が表示されていなければ詰まりますので、ここからスタートです。

Windows10/11で共通の内容ですが、パソコンによってデバイスマネージャーに表示される項目は異なるので、その点は予めご了承ください。

デバイスマネージャーに項目が表示されない時の確認

はじめに...執筆時の環境はWindows11を搭載したノートパソコンです。
Windows10の別のパソコンでも確認しましたがデバイスマネージャー内の項目に違いはありませんでした。

ただし、パソコンに接続している周辺機器やインストールしているソフトによってはデバイスマネージャーに表示される項目は増減するので、記事中のWindows11の画像は参考程度にしていただければと思います。

では参りましょう・w・

Windowsのデバイスマネージャーで何かの設定を変更しようとしたり、ドライバーを触ろうとした時、目的の項目が表示されずに困ったことはありませんか?

Windows-デバイスマネージャーに項目がない_001

デバイスマネージャーを起動した時の画面(Windows11)

例えば、上の画像はWindows11でデバイスマネージャーを起動した画面ですが、初期状態で入っているであろう「DVD/CD-ROMドライブ」という項目が見当たりません。

実はデバイスマネージャーには「非表示デバイスの表示」という表示オプションがあり、これが初期状態ではOFFになっているため表示されない項目があるのです。

「隠しファイルを表示する」などのオプションに近い設定です。
表示オプションをまだ変更していない方は、この表示オプションを確認しましょう!

非表示デバイスの表示方法

デバイスマネージャーで元から非表示になっている項目を表示する方法が以下です。

まずはデバイスマネージャーを起動しましょう。

Windows-デバイスマネージャーに項目がない_002

デスクトップの検索欄に「デバイスマネージャー」又は「hdwwiz.cpl」と入力すれば出てきますので起動します。

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「表示」→「非表示デバイスの表示」にチェックを入れる

続いてデバイスマネージャーの画面上部にある「表示」を開いてから、その中にある「非表示デバイスの表示」をクリックします。これだけです。

非表示のデバイスを表示する前と、表示した後の画像は上のような感じです。
今回はWindows11ですが、表示される項目数が23個から33個に増えました。

デフォルトでは10個もの項目が非表示になっているんですね...各項目の下層にあたる項目も含めると更に多くの項目が初期状態で非表示になっていることになりますね。

操作自体は凄く簡単なので、気づくか気づかないかがポイントになりますねぇ~

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デバイスマネージャーで表示されない項目一覧

「非表示」の項目を「表示」する方法だけでは寂しいので、デバイスマネージャーで何もしていない初期状態の時に表示されていなかった項目をまとめておきます。

非表示項目(Windows11)

  • DVD/CD-ROMドライブ
  • IEEE 1667 サイロとコントロールデバイス
  • WSD印刷プロバイダー
  • イメージングデバイス
  • ポータブルデバイス
  • ポート(COMとLPT)
  • ユニバーサルシリアルバスデバイス
  • 記憶域ボリューム
  • 記憶域ボリュームシャドウコピー
  • (使用しているPC専用の項目)

パソコンによっては上記以外の項目も元から非表示になっている可能性があります。
念のためWindows10でも確認したのですが、同じような感じでした。

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Windows10でもほぼ同じ(デスクトップ)

当然ですが、そのパソコンに装備されていない項目は出ません。
例えば上の画像はデスクトップのものですが「バッテリ」や「Bluetooth」の項目はありませんね。

それでも項目が表示されない時

もしもデバイスマネージャーの「非表示デバイスの表示」にチェックを入れているにも関わらず、目的の項目が表示されないなら以下の原因が考えられます。

  • ドライバーがインストールされていない。
  • パソコンが接続機器に対応していない。
  • Windowsアップデートによる不具合。

基本はドライバーさえインストールされていれば項目は出るはずです。
突然表示されなくなった場合はWindowsアップデートが犯人かもしれません。

また、Bluetoothはパソコンのマザーボードに搭載されていないと使用できません。
そんな時は以下のようなBluetoothアダプターをUSBに差し込めば簡単に使えるようになります。

ノートパソコンには基本Bluetoothが付いていますが、デスクトップは始めから装備されていないことも多いので、この手のアダプターを使ってBluetooth機能を実装するのが楽です。



まとめ

Windowsのデバイスマネージャーで目的の項目が表示されていない時は、デバイスマネージャーの表示オプションで「非表示デバイスの表示」にチェックが入っているか確認しましょう。

以前デバイスマネージャーからポート(COMとLPT)の設定を変更したかったのですが、表示させるまで苦労したので記事にしてみました。

う~ん...項目の下層は折りたたまれているから、これくらいの項目数なら全部始めから表示しておいても問題ないと思うんですがね~
ではではこのへんで・w・

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ザキ

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X:@sologaku

プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

新卒で社会人になるも数年で退職し今はフリーランスとして生きています。

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