WordPressでソースコードをハイライト表示したい時の定番プラグインといえば「Crayon Syntax Highlighter」でしたが、Wordpress及びPHPのバージョンが新しくなるにつれてエラーが多発し、使えなくなってきました。
それでもどうしても使いたい!他のプラグインに乗り換えるまでのつなぎとしてまだ使いたい!そんな方向けの記事です。
更新されなくなってからずいぶん経ちますが、海外の有志の方が開発を続けられているようですのでご紹介。
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早めに別のプラグインに乗り換えた方が良いのは言うまでもありませんが…
Crayon Syntax Highlighterの代替えプラグイン!互換モードでCrayonのコードがそのまま使える!
最新バージョンのCrayon Syntax Highlighter
数年前からプラグインが更新されていませんが、一応Wordpressのダッシュボードから新規追加できるようです。
- WordPressで入手できるバージョンはVer2.8.4
- GitHubから入手できるバージョンはVer2.8.6
となっており、これが執筆時の最新バージョンです。
新規追加するとエラーが発生する
WordPress5.7でダッシュボードから「Crayon Syntax Highlighter」をインストールしたところ失敗しました。
インストール中の画面から進まない状態が続き、最終的には更新できませんでしたと出ます。
続いて新しいバージョンのプラグイン本体をGitHubからダウンロードし手動でアップロードしたところ、インストールには成功しました。
しかし、有効化時に重大なエラーとしてFatal errorが出てしまい失敗しました。
GitHubから入手できる本体は、preg_replaceの正規表現の変更には対応しているようですが、他のエラーが出てしまっているようです。
修正パッチ入りのバージョンをDLする
う~ん。やはりもう「Crayon Syntax Highlighter」を使うことはできないか…
と思っていたところ、海外の有志の方が個人的に新しいバージョンのWordpressやPHPで動作するようにパッチを当て、プログラム本体を配布して下さっていました。
外部リンク
ダウンロード先:環– axew3.com
※こちらの本体を使用させていただき、うまくいきましたがリンク先へのアクセス及びダウンロードは自己責任でお願いします。
海外のサイトで英語表記です。
- 新エディターのGutenberg専用。
- 旧クラシックエディター専用。
- 両タイプ対応。
の3種類ありますが、今回は両タイプ対応のものを使わせていただきました。
「crayon-syntax-highlighter_Gut_Classic_11JAN21.zip」というファイルのダウンロードリンクを探し、パソコンにダウンロードします。
ZIP形式で圧縮されていますので、こちらをWordpressに手動アップロードします。
プラグインのアップロード
パッチが当てられているプラグイン本体をダウンロードしたら、Wordpressのダッシュボードからアップロードします。
「ファイルを選択」を押して先ほどダウンロードした本体をアップロードします。
(名前の変更や解凍の必要はありません。)
今すぐインストールをクリック。
プラグインが無事にインストールされたらOK。
続いて「プラグインを有効化」をクリックし、問題がなければOKです。
動作確認
今となってはもう古いプラグインですので、全画面動作確認しておきましょう。
プラグイン一覧を見たところ正常に動作しているようです。
コードの入力も問題なし!
コードのハイライト表示も上手く出来ていました!
まとめ
日に日に動作しなくなっていく「Crayon Syntax Highlighter」ですが、有志の方のおかげでWordpress5.7、PHP7系でも使うことができました。
代替えプラグインとしてはページ上部の関連記事に記載している「Enlighter – Customizable Syntax Highlighter」は「Crayon Syntax Highlighter」の後継プラグインですのでそちらに移行すると良いです。
Crayonの互換モードも備えているため、Crayonを使って書いた過去の記事を編集することなくハイライト表示することが出来ますので非常におすすめです!
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【日本語化する方法はコチラ】
「Crayon Syntax Highlighter」を日本語化する方法。コード入力画面&設定画面。