【Chrome】マウスオンするだけでEXIF情報の確認ができる拡張機能「EXIFQuickView」が便利!

2021-03-18

Chrome-EXIFQuickView_eyecatch

Webサイトを運営するにあたって画像の使用には気を付けなくてはなりません。

特に画像にEXIF(イグジフ)情報が含まれている場合、第三者に撮影場所がバレてしまう可能性があり確認必須です。画像をダウンロードすればEXIF情報の確認ができますが、サイト内の画像全てをチェックするとなると骨が折れます。

Chromeブラウザの拡張機能「EXIFQuickView」を使えばサイト内に使用している画像のEXIF情報をマウスオンするだけで表示してくれますので非常に手っ取り早くサイト上にある画像のEXIF情報の確認ができます。

この拡張機能を使いながらWordpress内でEXIF情報を表示させ、確認する方法も書きましたのでお役立てください。

特にデジカメで撮影した画像には位置情報が記録されていることが多く注意が必要ですが、ロケーション情報が含まれている場合もこの拡張機能で表示してくれますので安心です。

ChromeブラウザでEXIF情報を確認する方法

画像に保存されているEXIF情報を確認するには、一旦画像をダウンロードすることでパソコンやWebサービスで調べることができますが、サイト内のすべての画像を調べるのは骨が折れます。

Chromeブラウザの拡張機能「EXIF QuickView」を使用すれば、EXIF情報を調べたい画像にマウスを乗せるだけでEXIF情報を表示してくれますので非常に便利です。

Wordpressでサイト運営を行っている方も、記事をプレビューして公開する前に画像のEXIF情報のチェックが可能ですのでインストールしておくと安心です。

EXIF QuickViewを使って画像のEXIF情報を確認する

実際に使用したところを見てもらった方が早いと思いますので、今回EXIF情報が含まれる画像を使用してサンプルを作りました。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView1

デジタルカメラで撮影した画像

こちらはデジタルカメラでパソコンの背面を撮影した画像。
ページ内の画像にマウスカーソルを乗せると、画像の下部分にその画像のEXIF情報が表示されます。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView2

スマホでカメラの位置情報をONにして撮影した画像

続いてiPhoneでカメラの位置情報をONにして撮影した画像です。
画像下部にある「📍Location」が表示されている場合は画像のEXIF情報に位置情報が残っている状態となりますので注意が必要です。
「Location」をクリックするとGoogleマップが開き、撮影場所が表示されます。

撮影機器の名前や絞り値、撮影時間などは問題ないのですが、サイト上で公開している画像にロケーション情報が記録されていると良くありません。

ポイント

SNSなどはアップロード時に自動でEXIF情報を取り除くようになっています。
Wordpressなどを使用している個人ブログでは自動削除されないので要注意!

画像をアップロード後、位置情報が削除できているかの確認も大切になってきます。

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EXIF QuickViewのインストールと使い方

前置きが少し長くなりました。
このChromeプラグインを使用すれば、サイト内に使用している画像のEXIF情報が一目で分かるので手っ取り早く使用している画像に問題がないか確認できます。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView3

EXIF QuickViewのインストール

Chromeで上記のリンクにアクセスし、「Chromeに追加」を押してインストールする。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView4

ChromeにEXIF QuickViewを追加する

追加しますか?と聞かれるので「拡張機能を追加」をクリック。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView5

追加確認の画面

確認画面が出るので×ボタンで閉じる。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView6

EXIF QuickViewのアイコン

このカメラマークが今回インストールした「EXIF QuickView」です。
機能がONになっているときは、カメラのアイコンがカラーになります。
OFFにするとカメラの色が白黒になります。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView7

拡張機能の固定

ブラウザのウィンドウ上部にアイコンを入れておきたい場合、拡張機能のパズルのピースのようなアイコンをクリックして、ピンマーク(固定)を有効にするとOKです。

インストールすれば有効化され、画像にマウスを置くだけでその画像のEXIF情報を表示してくれますので使い方はとてもシンプルです。設定も特にありません。

WordPress内で画像のEXIF情報を表示する方法

この拡張機能を利用すればWordpress内でも容易にEXIF情報の確認ができます。

EXIF情報を表示するだけのプラグインはありますが、あまり使い勝手がいいものがありません。
またプラグインの数を一つ減らせるので、WordpressでEXIFを表示する仕事はブラウザに担ってもらいましょう。

EXIF QuickViewを使ってEXIFを表示するには画像がオリジナルのフルサイズである必要があります。
Wordpressによって自動生成された画像にはEXIF情報は含まれていませんので、必ずフルサイズの画像を開いて確認します。

WordpressでEXIFを表示する方法1

まず投稿画面のメディアを追加から確認する方法。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView8

投稿画面の「メディアを追加」で画像を選択する

画像を選択すると、右のメニューに「ファイルのURL」という欄があるのでコチラをコピー。
ブラウザの上部のURL入力欄にこのコピーしたURLを貼り付けます。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView9

ファイルのURLにアクセスし、フルサイズの画像を表示する

フルサイズの画像が表示されるので、画像にマウスを置いてEXIF情報を確認します。

WordpressでEXIFを表示する方法2

続いてメディアライブラリから確認する方法。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView10

メディアを開いて画像を選択する

左メニューからメディアを開いて画像を選びます。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView11

さらに詳細を編集をクリック

画像が大きく開くので「さらに詳細を編集」をクリックします。

Chrome拡張機能_EXIFQuickView12

画像に保存されているExif情報が表示された

ここで表示されている画像はフルサイズのオリジナル画像ですので、マウスを当てるとEXIF情報が表示されます。

この拡張機能でEXIF情報を確認する際の注意点

最後にこの「EXIF QuickView」を使用してEXIF情報を確認する際の注意点です。

まず画像に表示できるEXIF情報が存在しない場合は、マウスオンしても何も表示されません。「なし」や「none」のような表示は出ませんので注意。

次に、Wordpressを使用している場合になると思いますが、記事内に画像を中サイズなどで埋め込んでいる場合は、画像ページを直接開いてオリジナル画像にマウスを当てないとEXIF情報が表示されません。
自動リサイズされてEXIF情報が無くなった画像になっているのだと思いますが、なぜか大サイズで埋め込んだところEXIF情報が表示されました。

また、画像アップロード時にWordpressによって自動リサイズされた-scaled付きのフルサイズの画像(2560px)にはEXIF情報は残っていないため、こちらを使用している場合も表示されません。
ですが、オリジナルサイズにEXIF情報が残っている場合があるので注意です。

ページ内に使用していなければ良くない?と思ったのですが、画像URLから-scaledを取り除くとオリジナル画像にたどり着けますのでやはり注意が必要です。



まとめ

Chromeブラウザの拡張機能「EXIF QuickView」を使用してサイトに使用されている画像のEXIF情報をブラウザで直接確認する方法でした。

この拡張機能を使用しながらネットサーフしていると、結構有名なサイトでも撮影日などのEXIF情報を残したまま画像をアップロードしていることが一目で分かります。

Wordpressで自動生成される画像にもEXIF情報が継承されて保存されているなら更に早くWordpress内でEXIF情報を表示させることができるのですが…仕方ないです。
埋め込んだ画像の確認が高速にできるだけでGOODでしょう。

WordpressのプラグインにEXIF削除を任せるのはあまり良くありません。
EXIF情報を自動削除するオプションがついているものが良くありますが、実は自動削除されていなかったりするので本当に注意が必要です。

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  • この記事を書いた人
ザキ

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X:@sologaku

プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

新卒で社会人になるも数年で退職し今はフリーランスとして生きています。

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