圧縮されたjsやcssのコードを元に戻す(Minify→Beautify)

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_eyecatch

サイトの軽量化目的でコードを圧縮したJavaScript(~.min.js)やCSSファイルを、改行などを含めた元の人が見やすい状態に戻す方法です。

手っ取り早く圧縮(Minify)されたソースコードを元に戻す(Beautify)には、オンラインのWebサービスを使うのがお勧めです。

またChromeのデベロッパーツールを使うことでも、Webサイト上にある圧縮jsや圧縮CSSを圧縮されていない状態で確認することができます。

jsやcss以外にHTMLなどのコードも同じやり方で元に戻すことが可能です。

圧縮(Minify)されたjsやcssを元に戻す方法

Webサイトを少しでも軽量・高速化するために、JavaScript(~.js)やCSS(~.css)などのファイルから無駄な文字列を削除するのがコード圧縮(Miniry)ですが、圧縮後のソースコードを編集するとなると見にくくてたまりません...。

そんな時は、以下のような方法でコードを圧縮前の状態に戻して見やすくできます。

  1. オンラインのWebサービスを使う
  2. Chromeのデベロッパーツールを使う

こちら2つの方法をサクッとご案内します。
今回は例として圧縮された「jquery.min.js」のコードを元に戻してみました。

方法1.専用サイトでコードを圧縮前に戻す

まずオンラインサービス(サイト)を使ってコードを元に戻す方法。

ソースコードを圧縮したり、元に戻したりするオンラインサービスは無数にありますが、僕は「Pretty Diff」というサイト様がシンプルで使いやすいので、いつもこちらをメインに使わせてもらっています。至る所で紹介されている定番のサイトです。

外部リンク

上記のリンクからアクセスしたら後は簡単です。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_001

1.サイト上部のタブで「Beautify」をクリック

サイトが開いたら、画面上部のタブで「Beautify」をクリックします。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_002

2.コードをコピペして「Execute」ボタンを押す

あとは左側(Beautiry code sample)のところに圧縮されたコードを入力。
その後、下にある「Execute」ボタンを押せばOKです。

これだけで画面右側(Beautify output)に改行を含む見やすいコードを出力してくれます!あとは綺麗になったコードをコピペしてエディターなどで編集しましょう。

圧縮したいときは「Minify」を選んで「Execute」を押せば、そのソースコードを圧縮してくれます。便利すぎ・w・

補足:Pretty Diffのツール画面のURLが変わった?

「Pretty Diff」のURLについて補足です。
該当ツールのURLが以前お気に入りに登録していたURLから変更されていました。

今までアクセスしていたURLが以下のはずですが、ホーム画面に飛びました。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_003

https://prettydiff.com/?m=beautify

現在、ツール画面へのURLは以下に変更されているようです。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_004

https://prettydiff.com/tool.xhtml

「Pretty Diff」のコード整形ツールを上の旧リンクのまま紹介しているところが多い様子なので、ご注意下さい。

「Pretty Diff」以外のコード整形ツール

上で紹介した「Pretty Diff」の他にも使いやすいWebサービスは結構あります。
日本語なら以下のサイト様が特におすすめです。

こちら、コードをコピペするだけで自動的に圧縮(Minify)したり美化(Beautify)してくれるので便利でした・w・

スポンサーリンク

方法2.Chromeでコードを圧縮前に戻す

続いてChromeを使って圧縮されたjsやcssのソースコードを元に戻す...というか確認する方法です。ChromeのデベロッパーツールにもBeautify機能が備わっています。

圧縮されたjsやcssを見やすいコードにして確認する方法は以下の通り。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_005

1.Chromeのデベロッパーツールを開く

まずChromeのデベロッパーツールを起動しましょう。
サイトを開いて「右クリック」→「検証」を押すか、F12でも起動できます。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_006

2.確認したいファイルを開く

デベロッパーツールが開いたら上部のタブで「Sources(ソース)」に移動。
続いて「.min.js」や「.css」という確認したいファイルまで辿ります。

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_007

3.「Pretty print」ボタンを押す

圧縮されたjsやcssが開いたら、コードの下にある

{ }

こんなアイコン、Pretty printボタンを押せばOK!

js圧縮-css圧縮-元に戻す方法_008

圧縮される前のコードが確認できた

するとChromeがBeautifyしたソースコードを表示してくれます。

参考

つい最近まで?この方法だったのですが、現在のChromeはファイルを開いただけで綺麗なソースコードを表示するように変更されたっぽいです。



まとめ

以上、圧縮されたjsやcssを圧縮前の綺麗な状態に戻す(確認する)方法でした。

JavascriptやCSSファイルは本番サイトなら圧縮したコードを使っていることが多いと思いますが、同じ手順でインライン化されたHTMLを元に戻すこともできます。

圧縮されたjsやcssのソースコードを見やすい形に戻す(Beautify)方法は簡単ですが、知らないとプログラミングエディターとか探してしまいそうな内容ですね~
ではではこのへんで・w・

-サイト構築
-,

site-logo
ありがとうございました!
良かったらシェアしてネ・w・
当サイトはピンバックを受け付けます。
  • この記事を書いた人
ザキ

ザキ

X:@sologaku

プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

新卒で社会人になるも数年で退職し今はフリーランスとして生きています。

少しでも誰かの役に立てれば...と思い、当サイトでIT関係のハウツーを発信しています。


ソロ学運営者:ザキの自己紹介

© 2020 sologaku