Mixhostサーバーにて、WordPressで記事をプレビューしたり投稿・更新しようとした時に「403 Forbidden」のエラーページが出る時の対処法です。
当サイトはMixhostで運営しており、プログラムコードを記事に書き込むことが多いのですが、そんな時によく「403」が出たりします。
原因はImunify360というセキュリティーソフトによるIPブロックによるもので、WAF/ModSecurityの機能をOFFにすればエラーを回避できます。
ModSecurityの有効化・無効化の切り替えはcPanelから簡単に行えます。
この記事の目次
Mixhostで403 Forbiddenが出る時の対処
MixhostサーバーでWordPressを運営していると、記事の編集時に「403 Forbidden」というページが出たり、reCAPTCHAの画像認証が出たりすることがあると思います。
症状としては、WordPressのエディターで記事のプレビューボタンや、更新ボタンを押した瞬間に「403 Forbidden」ページが出るといった感じです。
当サイトでは「xmlrcp.php」に関する記事を更新しようとすると...
こんな感じに「403 Forbidden」が出ます。403は閲覧禁止を示すページです。
403ページは.htaccessに関するコードなど、サーバーを操作できるプログラムを含む文字列をPOSTしようとした時に表示されることが多い感じです。
403 Forbiddenの原因はWAF/ModSecurity
Mixhostで403 Forbiddenが表示される原因は、予めサーバー内にインストールされている「Imunify360」というセキュリティーソフトの「WAF/ModSecurity」という機能にあります。WAFは“Web Application Firewall”の略で、ファイアウォールです。
記事のプレビューや更新時に403ページが出るのは、このWAFによるIPブロック機能で一時的に操作がブロックされるからです。
Mixhostの場合は「WAF/ModSecurity」をcPanelの管理画面からON/OFFすることが可能なので、WAFを無効化すればブロック(403 Forbidden)を回避できます。
という事で早速「WAF/ModSecurity」を無効にしてみましょう・w・
MixhostでWAF/ModSecurityを無効化する
まずはサーバーコントロールパネルである「cPanel」にログインします。
以下のリンクからMixhostにログインしましょう。
外部リンク
ログインしたら契約中のドメインを押し、サイドメニューから「cPanelにログイン」を押してcPanelを開きます。
ポイント
cPanelに直接ログインしてもOKですが、Mixhostの場合はMixhostの管理画面にログインした後のページからcPanelを開くことができ、この方が簡単です。
cPanelが開いたら、セキュリティの項目にある「ModSecurity」を開きます。
続いて、該当ドメインのステータス部分をクリックしてオフにします。
ステータスをオフにして
成功:"ドメイン名"のModSecurityが正常に無効になりました。
と出ればOKです。
ポイント
設定の切り替え後、反映されるまで少し時間がかかります。(数十秒程度)
動作確認:403 Forbiddenが出る操作を行う
cPanelから「ModSecurity」をオフに変更したら早速記事を更新してみましょう。
403で弾かれることなく、無事に記事の更新が完了しました!
目的の作業が終わったら先ほどと同じ手順で「WAF/ModSecurity」を“有効化”しておくことを忘れないように!
「WAF/ModSecurity」のオンオフはパソコンのウイルスバスターと同じで、引っかかった時だけ、つまり記事の更新時や公開時に「403 Forbidden」が出てしまう時だけ一時的にオフにする感じで使いましょう。
なお、こちらで紹介した方法は以下のMixhostの公式サイト(↓)にもあります。
外部リンク
【mixhost ヘルプ&サポート】
WAF/ModSecurityの有効/無効を切り替える方法 – mixhost ヘルプ&サポート
上記のヘルプにもありますが、こちらで紹介した「ModSecurity」の項目が表示されていない時は、直接お問い合わせする必要があるようです。
まとめ
以上、MixhostでWordPressを運営している場合に、記事のプレビューや投稿・更新時に「403 Forbidden」が出てしまう時の対処法でした。
余談ですが、以前いただいたコメントにソースコードを書き込んで返信しようとした時にも引っかかりました...。少し面倒ですが、サイトを怪しいコードから守ってくれている証拠でもあるので、403が出る都度にオンオフしましょう~!