Wordpressで非公開の記事がインデックスされ続ける原因。非公開設定とnoindexは関係ない!

非公開の記事がインデックスされ続ける_eyecatch

Wordpressで公開していた記事を非公開に変更した後の話です。

以前、過去記事をリライトしている時に今のサイト内容と少し違う感じがしたので一旦ステータスを非公開に変更し、公開せずに放置していました。

記事を非公開にしておけば検索結果に表示されなくなるものだと思っていたのですが、2カ月経っても検索結果に出ていることに気が付きました。
そこで非公開の記事がインデックスされ続ける原因を調べました。

Wordpressの非公開、下書き状態とnoindexは関係がないようです。

非公開設定とindex設定について

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投稿ページで設定できる公開設定

この記事を見て下さっている方はご存じかと思いますが、Wordpressの投稿ページでは公開状態を設定できます。

この公開状態を非表示にしておけば、ステータスが非公開となりログインしていないユーザーには404ページが表示されます。

いつか公開するかもしれない記事を保存しておいたり、内容が不十分な記事を保留しておいたりするのに便利です。
時間をかけて書いた記事ってなかなか削除しにくいですしね・w・

非公開と下書きの違い

非公開と下書きの違いはログイン中の管理者に記事を表示するかどうかです。

トップページなどを確認すると「非公開:ページタイトル」となった記事はありますが、「下書き:ページタイトル」となった投稿は見たことがないはず。

パスワード保護は記事本文の表示にパスワードを必要にする設定です。ページタイトルだけ表示されパスワードの入力によって本文も閲覧できるようになる感じです。

インデックスされ続ける記事ページ

当サイトではブログの立ち上げ時にプログラミングに関する記事も書こうと思っていたのですが、いざ続けていると思いのほか違う記事ばかりになってきています。
そこで、現在の内容に合わなくなってきた「LineBotを作成する」という内容の記事を2/24に非公開に設定しました。

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非公開にしてから2カ月後も検索に表示される!

ところが非公開に設定してから約2か月経った後も検索エンジンにインデックスされ続けており、検索結果に表示されることに気が付きました。
非公開設定なのでページにアクセスすると404ページとなります。

サーチコンソールで確認してみる

記事がGoogleインデックスでどのように扱われているのか確認してみます。

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Google Search Consoleで当サイト記事を確認した結果

何も問題なくインデックスに登録されたままとなっています。
非公開設定にしてあるためサイトマップにこの記事のURLは含まれていないのですが、それでもインデックスされ続けています。

追記

404ページを確認したいなら「公開URLをテスト」を行えばOKです。
ステータスがエラーになればそのうちインデックスから除外されます。

クロール頻度が低いとはいえ、2か月もインデックスから除外されていないとは…

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非公開はインデックスさせない設定ではない

2か月はさすがにインデックスから除外されるのが遅すぎるのでページのHEADにあるindexタグを確認してみます。

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非表示でindex,followが設定されている

非公開ページのindexタグの設定は「index」「follow」となっています。

テーマによってはrobotsの表記がHEADにないかもしれません。
表記しない場合も同じく「index」という扱いになりますので同じです。
下書き状態でも確認しましたが、同じでした。

そうなのか・・・
今まで非公開(下書き)に設定していると「noindex」「nofollow」が自動的に設定されると完全に思い込んでいました…

今までページを公開していて既にインデックスされてしまっているページを非公開にし、インデックスからも除外してほしい場合は自分でnoindexタグを設定する必要があるようです。

必要に応じてnoindexを自分で設定する

人気のテーマには大体投稿ページにindexに関する設定オプションが備わっています。

既に公開している記事を当面の間(1~2か月程)記事を非公開にしておくのであれば、こちらをnoindexに設定しておいた方が良いかもしれません…

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AFFINGER5の投稿ページのindex設定

こんな感じだったり…

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Cocoonの投稿ページnoindex設定

こんな感じの設定を探してください。

ない場合は「HEADに出力するコード」などの欄にタグを挿入して対応しましょう。

 HTML
<meta name="robots" content="noindex">

長期的にnoindexを設定するのであればfollowの記述はどちらでも良いです。
割愛しますが最終的にはnoindex nofollowと同じ状態になります。

万が一noindexを設定したままページを公開してもGoogleのサーチコンソールにエラーが発生するので分かります。

404ページがSEOに直接影響することはないと言われていますが、1~2か月も存在しないページへのリンクが検索エンジンに表示されていると良くない気はします。

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いずれインデックスから除外される

ただHTTPステータスコードは404が返り続けますので、非表示に設定してあるだけでもいずれインデックスからは除外されます。



まとめ

お恥ずかしい話ながら数年間Wordpressを使ってきたのに知りませんでした…

非公開=noindexと完全に思い込んでいました。

いつか練り直して公開しようと思って一時的に非表示にしている記事って大体その記事を書き直す前に新規投稿いっちゃうよね・w・

-WordPress

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ザキ

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X:@sologaku

プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

新卒で社会人になるも数年で退職し今はフリーランスとして生きています。

少しでも誰かの役に立てれば...と思い、当サイトでIT関係のハウツーを発信しています。


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