「インデックス未登録」とは?サーチコンソールのURL検査やカバレッジに未登録が出た場合の対処法。

サーチコンソール-インデックス未登録とは?_eyecatch

Google Search consoleに関する考察です。

「検出-インデックス未登録」や「クロール済み-インデックス未登録」が出た場合どうすればよいのか?未登録とはどのような状態なのか、改善策は?
インデックスリクエストを送ってからどの程度で反映されるのか?

これまでの経験から色々考察していきたいと思います。
今回、画像は省略させていただきました。テキストメインです。

過去記事をリライトし、インデックスリクエストした結果も記載。

サーチコンソールで未登録が出た場合の解決法

エラーがなく、noindexやRobots.texなどが適切でページがインデックスされる状態であることが前提です。

当サイトのインデックス未登録は徐々に減ってきていますが0ではありません。
また別サイトを見ても少なからず未登録は残っています。

SEOに完璧な答えはありません。
あくまでも参考程度にご覧いただければと思います。

まず、検索エンジンは以下の手順で主に動作しています。

  1. クロール(ページを見つける)
  2. インデックス(検索エンジンに登録する)
  3. ランキング(ページ内容を評価し、表示する)

今回記述する1と2については概ね1週間~2週間程度で処理されるとされています。
が、サイトの更新頻度や評価によってある程度変わります。

また、サーチコンソールに結果が反映されるのは数日後になるので、カバレッジをチェックするときは注意が必要です。

検出-インデックス未登録とは?

検出とはGoogleの検索エンジンにページのURLは発見されている状態です。
一番の特徴は「前回のクロール」が「該当なし」になっている点でしょう。
XMLサイトマップ、もしくは内部リンクによってページ自体は発見されています。

ですが、検索エンジンのクローラーがページに訪問していない状態です。
クローラーは定期的にWeb上を巡回していますが、サーバーの負荷状態などを見てクロールを延期することがあるようです。

インデックス登録リクエストを送ると「URLを優先クロールキューに追加しました。」と表示されることから、クロールするページの順番には独自の優先順位が存在している可能性が高く、新着順にページがクロールされるわけではないようです。

そもそもクロールされていませんので対処法は「待つ」が正しいと思われます。
新しいページに多く見られ、数日~数週間後にインデックスされることも多いです。

どうしても急ぎたい場合はURL検査からインデックスリクエストを送っておくのが良いでしょう。

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クロール済み-インデックス未登録とは?

同じインデックス未登録でも先ほどの「検出」とは異なります。
こちらは一度はクロールされたがインデックスに登録されていない状態です。

今後インデックス登録される可能性もあるし、されない可能性もあります。

クロール時に需要が無いとみなされた記事である可能性が非常に高いです。
コンテンツ内容が薄いページはインデックスされず、検索結果にも表示されません。

「クロール済み-インデックス未登録」の対処法は記事の修正(リライト)です。

当サイトにもこのステータスの記事が2つありました。

  • 記事1:文字数586文字
  • 記事2:文字数4093文字

の2つです。ともに画像を使用しています。

1つ目の記事は単にコンテンツ不足であると考えられます。
とはいえ、PCの簡単な操作方法なのでこれ以上情報の詰め込みようがありません。
リライトするなら関連する設定方法なども同じページに記載するしかなさそうです。

2つ目の記事は4093文字とそれなりに時間をかけて執筆した記事ですが、インデックスに登録されていません。
書き方が下手なのか、検索されない情報なのかのどちらかだと思われます。

マニアックな内容の記事の場合、流行によって検索される回数が増え、インデックスに登録される可能性はあります。
また、サイト全体の評価(ドメインパワー)が上がるにつれてインデックス登録されなおす場合も多々あります。

ですが、数カ月前に書いた記事がインデックスに登録されていない場合は記事を修正するのが得策です。
修正後はインデックスの登録リクエストをサーチコンソールで送ると良いです。

インデックス登録リクエストにかかる時間

最後にインデックス登録リクエストが反映されるまでにかかる時間についてです。
(XMLサイトマップの自動送信あり。)

今回、インデックス未登録状態の記事を5つリクエストしてみた結果です。
過去記事を内容が変わるくらい大幅にリライトした後リクエスト送信しました。

  • 記事1:1191文字→5日後にインデックス登録
  • 記事2:1504文字(画像無し)→1カ月後もインデックス未登録
  • 記事3:2168文字→5日後にインデックス登録
  • 記事4:4039文字→5日後にインデックス登録
  • 記事5:4169文字→7日後未登録、27日後インデックス登録

サーチコンソールにインデックスの登録リクエストを送信してから概ね1週間以内にインデックス登録されました。

記事2については未だにインデックスされていません。
SEO的な考察になりますが、タイトルのH1タグ以外H系タグは使用しておらず、画像もありません。
内容もコード集のようなもので検索される目的があまり明確ではありません。

やはりある程度コンテンツを充実させてからリクエストを送らないと無意味です。

あとは文字数4000文字ちょっとの記事4と記事5ですが、1つは5日後にインデックスされたのに対し、もう1つは約1か月後のインデックスとなりました。



まとめ

サーチコンソールでインデックス未登録が出た場合の対処法と考察でした。

ポイント

  • 検出-インデックス未登録:様子見してみる。
  • クロール済み-インデックス未登録:記事のリライト。

が筆者としてはしっくりきます。
当然これが答えではありませんが。

今回は分かりやすいように文字数を表記していますが、
文字数が多い=質の高いコンテンツではありません。
画像メインのサイトでは当然テキストは少なくなりますし、画像が無いサイトでも的確に執筆されたサイトは検索結果の上位に表示されています。

うちのようなハウツーサイトは必要最低限の説明を書くだけで文字数がかさんで逆に見にくくなってしまいがちです…

無事にインデックスされれば、ある程度アクセスのあるページをリライトするか否かの選択が一番難しかったりします・w・

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ザキ

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プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

新卒で社会人になるも数年で退職し今はフリーランスとして生きています。

少しでも誰かの役に立てれば...と思い、当サイトでIT関係のハウツーを発信しています。


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