Wordpressで記事内に埋め込んだ画像をクリックした時、ブラウザの同一タブで画像が開いてしまうのは仕様です。
閲覧しているサイトと同一のタブで画像が開くので、画像を消そうと×ボタンをクリックしたらページごと閉じてしまった…という事が結構あります。
閲覧中のページをブラウザごと閉じてしまった場合、そのユーザーが戻ってきてくれる可能性は低いはずです。このような意図しない離脱を防ぐためにも、画像がクリックされた際は別タブで画像を開いた方が良いです。
画像の編集から簡単に設定できます。
記事内の画像を別タブで開きたい
Wordpressでは記事に画像をそのまま挿入した状態だと、画像クリック時に同一タブで画像のみのページが表示されます。
記事内に張ってある画像を拡大表示したくてクリック!
すると画像だけのページが同一タブで開きます。
ここまでは良いのですが…
画像を確認したあと、画像を閉じようとした時に誤ってブラウザの✕マークを押し、ブラウザごと閲覧していたページを閉じてしまうという事が頻繁に起こります。
同一タブで画像を開いた時、この画像を閉じる方法はブラウザの「←」ボタンで前のページに戻るという操作が正解なのですが、多くの人はこの操作に慣れていません。
最近はWebサイトでもアプリでも「画像を閉じる際は✕ボタンを押す」という操作が良く行われるため、✕ボタンを押すという操作の方が慣れている人が多いのです…
そんなこんなですが、これは画像が別タブで開けばすべて解決することです。
画像を新しいタブ(別タブ)で開く設定
画像が別タブで表示されれば✕ボタンで画像を閉じるという操作になります。
また、誤ってブラウザごとサイトを閉じてしまうというミスも起きません。
Wordpressで記事内の画像を別タブで開く設定方法は簡単です。
まずは記事などに画像を挿入し、挿入した画像をクリックすると出現するメニューでペンマーク(編集)をクリックします。
編集画面が開いたら「上級者向け設定」をクリックし、プルダウンを開きます。
続いて「リンクを新しいタブで開く」にチェックを入れればOKです。
あとは記事のプレビューを確認し、画像クリック時に新規ページ(別タブ)で画像が表示されるか確認しましょう!
同一タブで開くよりはこっちの方が随分マシな挙動だと思います。
まとめ
何もしなければそのまま同一タブで画像を開くWordpress。
たまーにこの設定がされていなくて、×ボタンを押してページを閉じてしまったり、前ページに戻るを押してトップページに戻っちゃったり…という事が起きます。
ユーザーの操作ミスとはいえ、もう一度ブラウザを開き直して履歴からサイトに戻ってきてくれる人は決して多くないです。
何より意図しないミスでサイトの離脱率が上がるのはもったいないです・w・
別ページで開いても少々面倒なのでプラグインなどを導入してライトボックス表示で画像が表示されるようにしておくと、訪問者にさらに優しい仕様になります。
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