ファイル名の横に×が出る!可用性の状態:エラーが出る原因と対処方法。【Windows】

2022-11-18

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_eyecatch

先日、サブのPCに動画を取り込んでいる最中に気になることが発生しました。

3GBを超える動画をSDカードからパソコンに移していたところ、ファイル名の横に「×」マークが表示され、サムネイルも表示できない...といった問題です。

ファイルにマウスオンしてみると「可用性の状態:エラー」という表示が!
しばらく原因不明だったのですが、無事に解決しましたので記事にします。

原因は「Microsoft OneDrive」の同期機能でした。(環境はWindows11)

ファイルやエクスプローラーに×が表示される

いつも使っているパソコンとは違うパソコンを使用してある作業をしようとしていたところ、ファイル名の横に「×」のアイコンが表示され、サムネイルも表示されないという問題が発生しました。下の画像のような感じです。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_001

ファイル名の横に×が表示される

MP4の動画を取り込んでいる最中に起きたのですが、その動画が入っているフォルダにも「×」マークが...その上層のデスクトップにも「×」マークが付いていました。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_002

「可用性の状態:エラー」と表示される

さらにファイルにマウスを当ててみると「可用性の状態:エラー」という表示が確認できます。ナニコレ!?

初めは“ファイル自体が壊れているのかな?”とも思ったのですが、開いてみると普通に再生できます。う~ん初めての内容で戸惑います。

原因はMicrosoft OneDriveの同期機能にあった

取り込んだ動画自体に問題はなく、動画編集ソフトなどでも普通に開くことが出来るのであまり気にしないのも良いのですが、やっぱり気になります...。

そんな時、Microsoft OneDriveの通知が届きました。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_003

デスクトップに届いたOneDriveの通知

OneDriveに十分な空き領域がありません
クリックして追加のストレージを取得すれば、ファイルの追加を続けることができます。

ふむふむ...早速確認してみます。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_004

タスクバーに表示されているOneDrive

タスクバーから確認してみると「OneDrive」のアイコンに先ほどと同じような「×」マークが表示されています。き、君が犯人か!?

で、確認してみると当たりでした。ということで対処方法を書きます。

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可用性の状態:エラーが出る時の対処方法

どうやらWindows搭載パソコンでエクスプローラーに「×」マークが付いている原因は、Microsoft OneDriveの容量不足にあるようです。

OneDriveにログインしている状態で同期する(クラウドに自動UPする)ファイルの容量がオーバーしたときに、この×マークが付くみたい。

執筆時、無料のプランの場合は容量の上限が5GBなので、これをオーバーして同期が完了できなかったファイルに×が付くということです。

ということで、エクスプローラーに「可用性の状態:エラー」というファイルが出現した時の対処方法は以下の3つです。

  1. OneDriveとパソコンの同期を停止する。(リンク解除)
  2. OneDriveのプランを上げて容量をアップする。(有料)
  3. OneDrive上のファイルを削除して容量を空ける。(一時的な対処)

OneDriveをガッツリ使う人はプランを上げれば解決します。

今回、OneDriveはあまり使っていなかったので、パソコンとの同期(リンク)を解除することで対処していきます。

OneDriveとPCのリンクを解除する

それでは早速OneDriveとPCの同期(リンク)を解除していきましょう!

Windows搭載パソコンの場合、特に設定を変更していなければMicrosoft OneDriveはタスクバーに常駐しているはずです。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_004-1

タスクバーからOneDriveのアイコンをクリックする

タスクバーからOneDriveのアイコン(クラウドマーク)をクリックします。
普通に左クリックでOKですが、右クリックでも大丈夫でした。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_005

ヘルプと設定()を開く

通知のような画面が開いたら、続いて設定()をクリックして「ヘルプと設定」を開きます。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_006

メニューから「設定」に進む

メニューの一覧が出るので「設定」に進みます。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_007

Microsoft OneDrive>アカウント>このPCのリンク解除

OneDriveの設定画面が開くはずです。
ここでアカウントのタブにある「このPCのリンク解除」を押します。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_008

OneDriveのリンク解除の確認画面

リンク解除の確認画面が出るので、内容を確認してから「アカウントのリンク解除」というボタンを押せば、OneDriveからログアウトします。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_009

OneDriveの同期が解除できた

もう一度タスクバーからOneDriveのアイコンを確認してみます。
OKですね!同期が解除(ログアウト)されました。

OneDriveの同期を解除した結果

最後に動作確認というか結果です。

可用性の状態エラー-Windows-OneDrive_010

×マークが消え、サムネイルも表示されるようになった!

OneDriveからログアウトすることでパソコンとの同期が解除され、結果ファイルの横に表示されていた「×」マークが消えました!

さらにF5キーでエクスプローラーを更新すると無事に動画のサムネイルも表示されるようになりました!

さらにさらに...動画を取り込んでいる最中にパソコンが少し重たくなるという症状も改善しました。OneDriveの同期処理って結構重たいんですかねぇ~...。



まとめ

以上、Windows搭載パソコンにて、ファイルやエクスプローラーの横に「×」マークが表示されマウスオンで「可用性の状態:エラー」が表示された時の解決策でした。

メインのパソコンではOneDriveは全く使っておらず、初めて見た内容だったのですが、OneDriveもWindowsと同じMicrosoftの製品ということで自然な感じに×マークが付きます...。PC環境が変わると色々起きますねぇ~
ではではこのへんで・w・

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ザキ

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X:@sologaku

プログラミングに興味があり情報系の大学を卒業。

新卒で社会人になるも数年で退職し今はフリーランスとして生きています。

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