ある日Google AdSenseのインフィード広告の下部分が一部見切れて表示されてしまっていることに気が付きました。
全ての広告が見切れてしまう訳ではなく、ある広告が表示された時だけ下部分の「もっと見る」の部分が見切れてしまっているのです…
CSSなどのデザインは全く触っていなかったので原因解明に時間がかかりましたが、無事に解決できましたので記事にします。
関連コンテンツではなく関連記事に埋め込んだインフィード広告のお話です。
インフィード広告の下部分が見切れる
Googleアドセンスの左右が見切れてしまう問題は結構有名で、CSSの調整ミスが主な原因であることが多いのですが、今回は広告の下部分が見切れていました。
見切れてしまう広告は関連記事内に埋め込んだ「インフィード広告」です。
「関連コンテンツ」ユニットと混同しそうですが、今回はインフィード広告です。
どんな感じで見切れてしまうのかというと…
↑こんな感じです。
広告画像の下に表示される「広告xxx」という掲載元と「もっと見る」のリンク部分の下半分が見切れてしまっていました。
ほとんどの広告は問題なく表示されていたのですが、ある1つの広告(画像)が表示された時だけイメージ画像のように見切れてしまい、うまく表示されないのです。
スマホは問題なく、PCの時だけ広告の下部分がカットされた感じです…
この状態でも一応「掲載元」や「もっと見る」の部分をクリックすることは出来そうでしたが、広告というラベルが見切れてしまうのはポリシー違反になりかねません…
という事で原因の解明を急ぎましたが、案の定詰まりました。
広告の下部分という事は縦方向の表示スペースなので余裕があり、関係なし。
デザインも触っておらず、他の広告は問題なく表示出来ているので意味不明!
そもそもレスポンシブだし…コード埋め込んだだけだし…
諦めるわけにもいかず…3時間ほど詰まってやっと解決しました・w・
原因は広告自体のデザイン設定にあった
広告の表示領域自体はしっかりと確保されているということで、やはりCSSが原因だと考えました。(触ってないけど…)
それから順番にブラウザの開発者ツールで広告周辺のCSSを変更してみました。
するとフォントサイズを小さくしたところで見切れずに表示されることが発覚!
よく見比べると広告の説明文が折り返されて2行になっている時は見切れてしまい、説明文が1行の時は見切れずに上手く表示されることに気が付きました。
- 説明文が2行の時は見切れる
- 説明文が1行だと見切れない
イメージとしては上の画像のような感じです。
これはまさか…と思い、アドセンスの管理画面からインフィード広告の編集に進み、見出しのフォントサイズを小さくしてみたところ、これが当たりでした!
インフィード広告のスタイルを変更する
インフィード広告の下部分が見切れてしまう原因は、インフィード広告の「見出し」に設定したフォントサイズが大きすぎたことでした。
広告設定のフォントサイズが大きく、広告周辺のテキストが掲載スペースの端で折り返して2行になる場合、広告の下部分が見切れてしまうことがあるようです…
ですのでインフィード広告のフォントサイズを小さめに調整し直せばOK!
広告のスタイルを変更する手順は以下です。
- Google AdSenseにログインする
- ホーム画面からメニューの広告>サマリーを開く
- インフィード広告の編集(ペンマーク)に進む
- 「見出し」や「説明」のフォントサイズを調整する
- 保存したら数分後に反映されるので確認する
フォントサイズの調整を繰り返し、全ての広告が見切れずに表示されればOKです。
表示される広告は結構な種類がありますので、気持ち余裕をもってフォントサイズを小さめ設定しておいた方が無難かもしれませんね…
なぜこうなるのか考えたのですが…おそらく広告スペースを確保した後、広告画像を表示した後に説明テキストが入ってそこで改行してしまうことが見切れる原因なのではないかと推測します。
まとめ
以上、Googleアドセンスのインフィード広告の下部分が見切れてしまった時の原因とその時に解決した内容でした。
今回は広告の一部が見切れているのを偶然発見し、対処しましたが、これでポリシーに触れるとイヤですね。広告全種をチェックし続けるなんて現実的ではないし…
2022年3月1日以降は「関連コンテンツ」に自サイトの関連記事が表示されなくなるという仕様変更もあり、ますますインフィード広告の出番が増えそうな今日この頃…
同じような状況に陥った方の助けになれば幸いです。
ではではこのへんで・w・